「田島隆夫」(たじまたかお)

 1926年、埼玉県北埼玉郡埼玉村(現行田市)生まれ。1958年より、いざいり機を織り、銀座で「こうげい」を経営していた白州正子の知遇を得る。昼は織の仕事をし、夜は絵筆をとり、また硯に墨を置いた。人間の営みの基であるはずの自分の手で物を作ることの大切さを私たちに教えてくれる。